【2021年8月】UPS(無停電電源装置)を安全に起動・停止する方法
夏場では突然の停電に見舞われ、バックアップしていないデータが全て消失してしまうことも。
しかし「UPS」を導入することで、院内が停電に見舞われても※5分間は電源を継続供給、さらに落雷による高電圧の侵入も防ぐことが可能です。
今回は院内のサーバーやPCを守ってくれるUPSについて、安全に起動・停止する方法をご紹介いたします。
※UPSはバッテリーの消耗により電源供給が5分継続しない場合もあります。
※本内容は8月12日のRAMIT通信を改版したコンテンツです。必ずUPSの電源を付けてから、サーバやクライアントの電源をONにしてください。
※本内容は8月12日のRAMIT通信を改版したコンテンツです。必ずUPSの電源を付けてから、サーバやクライアントの電源をONにしてください。
UPSの操作画面
今回ご紹介するUPS端末の型番はSMART-UPS500を想定しております。
なお、UPSを操作する際のディスプレイ表示は以下イメージです。
UPSを起動する手順
起動の手順は以下の通りです。
- 電源コンセントの確認
- On/offボタン(①)を押す
UPSを停止する手順
停止の手順は以下の通りです。
- On/offボタン(①)を押す
- 上下ボタン(③)で「YES」を選択してEnter(④)
- 上下ボタン(③)で「UPSコントロール:offタイキナシ(off-No Delay)」を選択してEnter(④)
選択した動作に従った後、UPSは出力を停止もしくはリブート動作を行います。
UPS設置の際の注意点
以下にUPSを設置する際の注意点について記します。
- サーバや壁とは最低5cm以上離す
- UPSの通気口を塞がず密閉された環境に設置しない
- 重ねおきをしない
- 40℃を超える場所で使用しない
他、屋外や湿度10%以下85%以上の環境で利用することは避けましょう。
お問合せはラジエンスウエアまで
UPSの動作確認や、バッテリー消耗による入替えの質問などお気軽にお問合せください。